ツインエアにMSAを DS5にV-UP16を
力強い点火をお約束!


点火力アップの定番パーツ「V-UP16」と「MSA」をそれぞれの車に取り付けさせて頂きました。

MSAお取り付けのリクエストを頂いたのは、既にV-UP16を取付済の フィアット500S のお客様です。
500Sはツインエアエンジン搭載のマニュアルモデル。

2気筒エンジンの魅力を味わうのにはもってこいの組み合わせです。

ハーネスレールを分解して、点火信号線への結線を行います。


ツインエアモデルの場合、V-UP16をクーラントタンクの下側に設置するのが自分の定番です。
MSAの場合は、アルミステーを介してバッルクヘッドの既存ボルトを利用して固定しています。

これまでに装着済のV-UP16との相乗効果により、高いギヤ・低い回転 での粘る底力を体感出来る様になります。
ぶん回すという言葉よりも、いかに低めの回転を上手く使って走るかが醍醐味のエンジンですので点火チューニングの効果は絶大です。

そして DS5 へのV-UP16取付です。


弧を描くターボパイプの下側に、結線用の配線が収納されています。
パイプを取り外し、ハーネスレールを分解して結線を進めます。
ほとんどの1.6ターボ車は、コイルの電源線は緑色です。
メインハーネスから太い1本の配線が伸びてきていて、ハーネスレール内でそれぞれのコイルに分配するレイアウトです。
注意点は、メインの配線から分岐する配線の数です。
4本分岐で、それぞれが緑・供給先がコイルのみ場合は、メインを切断し繋ぎ合わせればOKです。
分岐の部分にオレンジの配線も存在する場合は、注意が必要です。
まとめて結線すると、昇圧してはいけない箇所を昇圧してしまい、エラーが入力されます。

こんな感じに結線後の配線をだしてきて、本体側と接続します。


DS5は、エンジンルームが広く、ステーを用いて固定することが出来ました。
1.6ターボ系の車の場合、エンジンルーム内が狭く隙間が無い事が多いです。

軽やかかつ、パワフルに吹き上がる様になり、少ないアクセル開度で気持ち良く走行する事が可能になります。
取り付けるエンジンによって、効果が変わるのが点火チューニングの面白さです。

未体験の方は是非!
Written by Hashimoto

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