フィアット500 1.4L エンジン降ろし完了!


フィアット500 1.4 DOHC の大掛かりなメンテナンスをスタートしました。
エンジン・ミッションを取り外す為に、フロントセクションの分解を行います。
アバルトもそうですが、分解効率がとても良く出来ている。と、いつも思います。
取り外したコアサポートアッセンブリは、しばらくの間は工場2階にて待機してもらいます。

事前に行ったお客様とのカウンセリングで、オイル消費がある事が分かりました。
完全暖機後は空吹かし後に、マフラーエンドからオイルの焼けた様な香りが漂っていました。
今回の整備でエンジン内部の点検と必要に応じた整備を行うのですが、オイル消費の原因をある程度は事前に掴んでおきたいところです。

そんな思いで調査をしながら分解を進めています。
エキゾーストマニホールドを取り外した後に気付いたことがあります。

エキゾーストバルブのステムの雰囲気が1本のみ、他と異なる箇所がありました。
画像中央のポート内部 向かって左側のステムのみ、光っているのが確認出来ます。

角度を変えるとより鮮明に。

他のポートは乾いた感じです。

ステムが乾いているのが正常、という事になります。

光っている事が確認出来たステムは、ステム・ガイド・シールいずれかに不具合が生じている為に、ヘッド上部よりオイルが下がっている。と、想像できます。
オイル消費の原因となる手がかりがひとつ見付かりました。


エンジンミッションコンプリートを、降ろしました。
降ろすと言うよりも、前に出すが正解です。

分解していて思いますが、上手に造られている車です。
2000年以前の車だとここまで高効率に分解する事は、ほぼ不可能です。
配線コネクタの何がどこにセットされていて、このホースはここに接続されていて、などメモ書きやマーキングをしながら分解した事が懐かしいです。

本格的な作業はまだ始まったばかりです。
Written by Hashimoto

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