シトロエンC3 ABA-A55F01 にV-UP16の取付


シトロエンC3 1.6 NAに V-UP16の取り付けをご依頼いただきました。
こちらのお車のお客様は、ほかにメガーヌ2 1.6MTを所有されており、以前い装着をさせていただいた際にとても好悪印象であったとの事でC3への取り付けをご依頼いただきました。

走行距離は17000キロほど。
スパークプラグはおそらく新車より未交換であると想定し、確認を同時に行います。

予想は的中で、思った以上に消耗していることが解りました。
プラグの消耗はギャップゲージで確認を行います。最近の車に標準装着されているスパークプラグはイリジウム素材の中心電極の場合がほとんどです。
イリジウム素材はロングライフですので、あまり減りません。接地電極側が消耗することが多いです。

新品のスパークプラグの火花ギャップは0.9mm
取り外したスパークプラグの火花ギャップは1.1mm
よく減っています。

スパークプラグを新調しV-UP16の結線を行います。
ターボもNAも、配線の配列は似ています。
注意すべき点は、コイル供給電源線が分配後に別回路に電源を供給しているかどうか。
そこさえ注意をすれば、問題なく取り付けが可能です。

画像中央部の緑色の配線がコイルへの電源供給線です。ECUから1本そこから4本に分岐しています。
4本分岐であれば、コイルへの供給のみと判断できます。
5本分岐の場合は、別回路へ供給しているという事になります。


結線後、カバーを組付けて何事も無かった様に組戻します。

V-UP16は、装着する車が何であれども良い効果を実現する事が魅力のパーツです。
その車の足りない領域を埋めてくれる。ざっくりと言うならばそのようなイメージに仕上がります。
いままでよりも、少し図太く。頼りがいのある走りをお楽しみください。
Written by Hashimoto

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