アバルト・プント・EVO 発電機の交換
ブラシはよく減っていました


走行距離は15万キロ。
アバルトプントは予防の意味で発電機の交換をご案内させて頂きました。

発電機は車の重要補記類の一つです。
電子制御を正常に作動させるには、適正な電圧を保つ必要があります。
電圧を保つ為には、バッテリが良い状態であることと、バッテリを取り巻く配線などの環境が正常である事と、発電機が正常な出力を続ける必要があります。

発電機はいくつかの部品で構成されていて、その中でも消耗してしまうレギュレータのブラシは、要注意箇所の代表格です。

最近ではICレギュレータの破損で発電不良を起こすことが少なくなり、ブラシの寿命を迎えるまで使い続ける事が可能な部品が増えて来ました。

とは言っても、15万キロ。予防交換するには丁度良いタイミングです。


ブラシ残量は僅かな状態まで消耗していました。


新品のオルタネーターを用意し、組み替えを行います。
今時、オルタネーターのオーバーホールは流行らなくなってしまいました。
本体のお値段が戦略的な設定で、チマチマと組み替えを行うと、新品を購入出来る価格に到達します。

これから先も十分な発電をお約束できればと思います。
Written by Hashimoto

 

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