お任せ頂けて良かった!満足な結果に笑みが出ます


ステージ3メンテナンスを終え、最終的な結果を確認し施行側としても納得の嬉しい結果を残すことが出来ました。

エンジン(内燃機関)のコンディションは日々変化しているという事。
ポート噴射式であれば、汚れが蓄積する速度は緩やかであるものの、筒内噴射式(直噴)は悲しいかな汚れの蓄積速度はポート噴射式の数倍以上であると予想できます。
毎日ビンッとぶん回していれば、汚れも付きにくくはなるのですが、そんな事は先ず不可能であるのが実情です。

内燃機関は技術者の業の集合体であり、ポート噴射式はよく考えられた方式でした。
ガソリンには洗浄効果があり、その効果はエンジンが始動している間は絶え間なく続くという嬉しい恩恵が。
時代は進化し、直噴エンジンが世の中に出始めたのは1990年代の事。GDIという言葉を誰もが聞いたのでは無いかと思います。
改善点が多く、様々な進化を遂げ現代のダウンサイジングターボへと繋がりましたが、課題はエンジン燃焼室と吸気バルブに蓄積する汚れです。

これをクリアすべく、色々な種類の洗浄効果を実現する商品が世の中にはある様です。
自分達は、それらの事は掘り下げておらず、独自の手法によるクリーニングを推奨・施行をさせて頂いています。

定期的な洗浄とユーザーの使い方に合わせたオイルのチョイスと、その交換スパン。これに尽きます。

メンテナンスで取り戻すことができるエンジンの性能。
これは車好き・メカ好きにとっては何よりも嬉しい結果です。
冒頭画像のダイナモグラフと、動画に残したグラフは同じ車(208XY)から得られたデータですが、異なるラインを描いています。
1回目の動画を撮れていなかったのです。
ターボ車は、ダイナモ上で全く同じデータを残すことは難しく(アクチュエータの性能維持が均一では無い事も理由のひとつ)、測定の度に異なる結果が出てきます。

2度目の計測は、中間域で一度落ち込みますが、各部の機械部品がノーマルであればある程度は仕方ない事と捉えます。
言えるのは、何度測定しても1回目の測定データを上回る出力を残す事。


ステージ3メンテナンスによる性能回復~性能維持をお任せ頂ければと思います。
自動車整備は奥が深く、面白い世界です。
Written by Hashimoto

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