イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

アルファロメオ ミト スフェリカルアッパー+SessAアジャスタブルサスペンション ベストマッチ!

当社のオリジナル車高調整式サスペンションキットを組み込み済みのアルファミトに、スフェリカルアッパーを
追加で組み付けを行いました。

締まった味付けのサスペンションには、スフェリカルアッパーが不可欠である事を組み付けの度に強くそう感じます。
今回、組み付けを行ったミトは、ノーマルアッパーマウントの劣化が進行していた為、作業前・後のフィーリング変化を
非常に大きく感じました。

ノーマルアッパーの上皿とボディの隙間がかなり大きく開いています。
つまり、その下に位置するゴム製マウントが潰れている証拠です。
何度も紹介している内容ですが、ここがグラグラな場合、サスペンションの動きが正確でなくなる為に
安定感・乗り心地共に悪化します。
CIMG1881 CIMG1879

車輌から外したフロントストラットと、スフェリカルアッパー+スラストベアリング
CIMG1882
その後、フロントストラットを分解し、ダンパーのみの状態にします。
ダンパーのトップボルトを含むその付近の寸法を変更する必要があるため、適正なサイズに旋盤加工します。
CIMG1899
「加工前のトップボルトと、加工後のトップボルト」
これには、ダンパーストロークを増やす、という意味が含まれます。

組み付けの際には、ダンパーストローク時のフリクション低減も考えて良質なグリスを使用します。
組み付け後に定期的にメンテナンスできる部分では無い為、こういった配慮が大切ですね。
CIMG1900

スフェリカルアッパー組み付け後のエンジンルーム側
この後、雨水の浸入を防ぐ為にラバーブーツを取り付け、その後カウルパネルを組み付けますので、
この状態は、お客様がご覧になる事の出来なくなってしまいます。
CIMG1906 CIMG1905

組み付け前・後のSDLグラフを重ねました。
今回も説得力のある結果が出ました。
周波数帯が大きい際の 路面粘着率が飛躍的に向上しています。
これが意味するのは、跳ねない・路面からタイヤが離れない という事です。
コーナリング時の路面ギャップなどを不快な揺れに繋げずに、サスペンションがしっかりと仕事をし(吸収)、
ロードホールディング性能を向上させているという事になります。
sdl

アルファミトにスフェリカルアッパーを組み付けた際の、より詳細な記事も過去に紹介しています。
よろしければご覧下さい。工場通信内 過去記事 ミト+スフェリカル