工場通信

FIAT500X はタイミングベルトの交換
意外にも遊べる車ですよ


フィアット500X 4×4 はタイミングベルトの交換にてお預かりをさせて頂いています。
基本的な整備は過去に完了しているお車ですので、今回は時期的にタイミングベルト交換としてのご依頼をいただきました。

このところ、見かける頻度が増えた 500X です。入庫頻度が増えてくるのもこれからの様な気がします。
機関回りや構造を見ていると、維持管理のし易さ・メンテンスの難易度が比較的優しい事・構成部品や制御システムがそこまでハイテクでは無い事
とてもうまく作られていると思います。イタリア車らしい設計と言える1台ですよ。

これから購入をご検討中の方、このモデルはお勧めです。
タイミングベルトの交換と言っても、普段から扱い慣れているエンジンが搭載されていますので、身構えることも無く快適な作業を行えます。
アルファロメオ・ミト・ジュリエッタ・プントエヴォ などなど 従来の車と同じシステムが採用されています。

ベルト交換前に思ったのですが、この部分。クランクプーリですが、アドヴァンスプーリを使用可能ですね。
あまり携わる事が無かったので、今更で恐縮です。
今回、プーリを交換する事は無かったですが、その様な遊び心を上乗せしていくことも可能な車です。
ブローバイガスの取り回しをみていると、レデューサの装着も可能に思えます。

もちろん、点火系統のV-UP16やMSAも装着は可能です。
低ダストブレーキパッドも自社オリジナルにて設定アリです。

500X＝遊べる車じゃないですか～！


そして肝心のタイミングベルトは、なかなか良く無い感じにひび割れ進行中です。
とても良いタイミングで交換が出来ました。

Written by Hashimoto

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