ジュリエッタのブロワーモータの交換


アルファロメオ・ジュリエッタのエアコン・ブロワーモーター交換作業の進行中です。

ブロワーモータ―本体の交換にあたっての手順は、ダッシュボードの取り外しが必要とされているのは周知のうえで、その線を避けて挑みました。
最短への道筋はおそらくペダルボックスを取り外す事。
その他にもこれを外すと良いのだろうな、と思う部分はあるのですがどの案も遠回りに感じます。

要はこれ!ペダルユニットアセンブリ。
これが無くなれば、あとは気分爽快にブロワーモータを外し進めれます。

問題は設計と構造ですね~。
なぜここに、こういう補強を付けるかな?という造りなのですよ。
作業前に部品を眺めながら、さてどうやって組み替えるかな?と考える事は自動車整備に携わる中で楽しい瞬間であります。

問題はこちらの部品。
ブロワーモータです。
原因がこの以前にあると良いなと、淡い期待をもちながらトラブルシュートを進め、レジスタだったら良いな・それ以前の電源なら良いな・といろいろと巡らせるわけです。

ここも外れにくい部品のひとつ。スロットルペダルスイッチ。
ここがもう少し早く外れてくれていれば、もう少し時短に繋がったのですが、表から外そうと思うと何故かやたらと硬い!

裏側から「クイッと」力を掛ければ簡単に外れました。


ブロワーレジスタもこの際なので交換しておきます。
レジスタは風量調整用の抵抗装置です。内部は熱を持つため、その熱を効率よく発散する必要があります。
その為、放熱フィンが備わり、ブロワーの風を利用して冷却させるという仕組みです。

結構大変な作業でしたが、要領を知るうえで良い経験となりました。
Written by Hashimoto

関連記事