イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

アルファGTVはリジカラ(パフォーマンスカラー)を組み付けます

GTVの足回り整備のひとこまです。

既に説明が不要な程に定着したパーツ、リジカラを組み付けています。
このカラーは、たかがアルミ材のカラーですが、その効果・体感度は素晴らしいです。
スポーティに仕上た車には、剛性・サスペンションの動き・納まりが良い方向に働き、
ラグジュアリーな車は、走行中の安定感・安心感の向上、運転疲労度の低減といった効果が
体感できる事が多いです。
つまり、全ての性格の車を都合良く好みの方向へ導いてくれるパーツと言えます。

車好きにとっての大切な要因である「施工した事を体感しする事」これが高次元で成り立つ
おすすめのアイテムです。

GTVには今回はフロントに取り付けを行ないました。
久々に取り上げる題材ですが、現車の取り付け箇所を下側から見上げると、納得できる構造ですよ。
GTV用は合計10枚のカラーが入っています。
ボルトサイズ・フレームの形状・ボディ形状それぞれに合わせ様々な形状のカラーが並びます。
RIMG0077

取り付け箇所のボルトを抜いた状態で、フレームの穴の大きさと、その奥に見えるボルトホールの大きさを
ご確認下さい。
RIMG0081 RIMG0080
黒いフレームに開いた穴のサイズに対して、奥のボルトホールは小さいですよね。
これが新車組み付け時の組み付け易さを考慮した いわゆる あそびです。
ボルトに対して1周り半程大きな穴を開ける事で、確実に組み付け易さは向上します。
逆に、サスペンションとしての機能・ボディへの伝達はボヤけた印象で入力されます。

こういったどんな車にも存在する部位に対してそれぞれのカラーが重なる事により、サブフレームと
ボディに一体感が形成され、効果・体感が可能となります。

サブフレーム凝結ボルトの中で最も長く、あそびが大きいのがこの部分です。
ボルトが長い=よじれ・たわみが増加します。
RIMG0087
RIMG0085 RIMG0086
ボルトホール内でボルトは自由に傾いてしまいます。

ここに、このカラーが上側と下側の両方から隙間を埋める働きをします。
RIMG0088 RIMG0089

ボルトにカラーを挿入するとこの様な感じになります。
RIMG0091

リジカラの効きが、遊びを埋める事により生まれる効果だけでは無い事もご説明しておきますね。
このカラーがアルミ材で出来ているのは、締め込んだ際に穴やボルトの形状に合い、密着させる為ですが
もうひとつ大切な事があります。

それはサブフレーム上面(ボディに当たる部分)とその相手になるボディ、それぞれはボルトで締め込んだ際に
面接触しているようで、できていないのです。
フレームを外した際にしか見る事の出来ない場面ですが、大抵の場合はそこが平坦で滑らかでは無い為
点接触をしています。
そこに馴染むカラーが入る事で、面接触する様になります。

面当たりが実現し、凝結されたフレームとボディは路面からのギャップにより作動したサスペンションの動きを
広い面積でボディに伝える事が可能となり、応力分散効果が生まれ、柔らかくも硬くも無い、理想的な乗り味を生み出します。

リジカラについての原理はメーカーサイトでも分かりやすく紹介されていますので、ご覧下さい。
リジカラとは? から始まるメーカーサイトです。面白いですよ。