頼れる工具・最高です!


初回整備を遂行中のシトロエンSAXOは、弱点克服を終了し、現状の不具合改善に取り組んでいます。

SAXOと106では定番とも言える「ロワアーム・ボールジョイント」の交換作業です。
ボールジョイントは、サスペンション可動部の関節の様な働きをしている為、摩耗・消耗 が進むことでガタつきを誘発します。
ロワアームの先端部に、圧入により組み込まれている部品ですので、リペアパーツを用いる事で新調する事が可能であるのは、嬉しい構造です。

ロワアームを車輌から取り外し、プレスを使って組替える。という流れで従来は作業を行っていました。

アームを外す事無く、必要最低限の分解で施行する事が出来れば素晴らしいのに。
という思いを形にするツールを1年ほど前から使い始めていまして。

3つのツールを使用する事で、効率的に組み替えを進める事が可能です。
この手の作業は、外す時・組む時 それぞれに異なるアダプタを使用します。
抜く際はポートパワーは不要ですが、圧入時にはポートパワーが必要不可欠となります。
どの手順で、どんなアダプタを用いたか、一連の記録を残しておいたので以降の施行時にとてもスムーズに進める事が出来る様になりました。

次回の施工時に備えて、記録を残しておくこと大切ですね。
Written by Hashimoto

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