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工場通信

FIAT PANDA141 はバルブクリアランスの測定・調整を行います

ブロックにヘッドが搭載され、順調に組み付けが進んでいます。
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最近ではバルブクリアランスの調整を手で行う事はめっきりと無くなりました。
高性能&利便化で油圧式リフターが当り前の世の中ですから、メカニックはひとつの楽しみを
失ってしまったといっても過言ではありません。

シムを用いて、狙い通りの隙間になった時はやっぱり嬉しいのです。

その調整作業を円滑に行う為、こんな書式のシートを作って作業しています。
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基準値(目標値)・シム厚に対しての実測値・それに対しての必要となるシムの厚み
シクネスゲージを使って、もとめていきます。
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今回はバルブ研磨とシートカットを行っていますので、求めるシムの厚みは
作業前よりも薄くなります。バルブセット位置が、最初よりも僅かに上に上がるからです。

シム本体に寸法が記載されていますが、実際の寸法と異なる為、それぞれ手で測定します。
やはり人間の目と手は測定器具に誤差が無ければ、最大の道具だと思います。

各部の測定を終え、エンジンを裏返してオイルパンの交換組み付けも行いました。
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だいぶ形になってきました。