GAIN DRIVE はスタート容量を引き上げる
EDLC BOX GAIN DRIVE を装着している車両に搭載されているバッテリを診断しています。
GAIN DRIVE装着車の場合、ここで興味深い結果が出てくるのでご紹介します。
先ずは、GAIN DRIVE のフューズを抜き、機能を停止させた状態でのバッテリテスト結果。
スタートヨウリョウ(スタート容量)=89%
バッテリテスト結果としては良好である事が分かります。
先程は抜いていた GAIN DRIVE のフューズを取り付けて、機能をONにした状態でのバッテリテスト結果。
スタートヨウリョウ(スタート容量)=99%
この結果から分かる違いは以下の点です。
スタート容量 89%と99% で10%の違いがある事です。
スタート容量はバッテリ性能を判断する上で、最も重要視する項目でして、意図的に上乗せする事の出来ない項目です。
充電状態という判定も大切でして、メンテナンスチャージを行い、満充電状態にする事で逆にバッテリの評価が下がる事もめずらしくありません。
電圧の補助をするという意味で、GAIN DRIVE は予想以上の結果を提供するという事が分かってきました。
バッテリ性能チェックを行う場合は、GAIN DRIVE の機能を停止してから行う必要がある事もお伝えしておかなければいけませんね。
Written by Hashimoto