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工場通信

車両の電気を視覚で確認します

始めての入庫のルノーカングーⅡは、今後の整備のご案内出来る様、各部の点検を行い充電廻りの点検作業も行わせて頂きました。

普段より充電廻り整備(ステージ①メンテナンス)を施工をお勧めしております。電気の流れが車の調子を左右する肝だと考えているからです。

此処で改めてご説明させて頂くと以下の様になります。

車両の電気を消費する電気付加物を作動した際にどれだけスムーズな電気の流れが行われるかが重要です。バッテリー単体の電圧は、1セルあたり2.1V、6セルにて12.6Vで有ることはご存じの通り、オルタネーター(発電機)が発生する電圧はそれ以上の13.5V~14.5V辺りが理想です。
その電圧が電気付加物に辿り着く迄に何らかの原因で全てが伝わらず電圧降下と成り、発熱に変わります。
電気付加物の性能低下による変化も考えられますが、本来の13.5V~14.5Vが伝わらない事が問題です。
様々な車両のこの様なウィークポイントを電気配線の見直し修正する整備がステージ①メンテナンスです。

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バッテリーから供給される電源配線に大きな発熱発見、大きな電圧降下が見て取れました。

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車両の電気を診断するには、整備機器を用いて数値や波形をにて様々な測定方法が有りますが、今回は、電気を目で見て診断に至りました。

今回の発熱箇所の先の電気付加物は、エアコン作動時や水温上昇の際に作動するクーリングファンモーターです。作動・非作動の消費電力は歴然です。0.8Aの消費電力が最大23.8Aまで上昇しております。

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大きなロス(電圧降下)を最小限に抑えて起きたい整備がステージ①メンテナンスです。