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工場通信

ラテンフェスタ直前!対象車両勢威進行中!

気付けばもう夏期休暇直前!
休み前に仕上げたい一般車両も進めつつ、9月2日に控えたラテンフェスタ参戦車両も仕上げなければ!
という事で猛威をふるって進めています!

でも気分転換も大切なので。
最近は日曜日の恒例、MTBで裏山も走っています。
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普段からお世話になっている板金塗装の川端自動車さんと走りに行っています。
日曜の朝から木漏れ日の差す中、自分達のペースで走ると最高に気持ち良いです。
どこからか「遊ばず働け」の声も聞こえてきそうですが。。。
こういう時間も大切と言うことで。

さてさて、仕事はと言うと。
実は大変な事になっていまして。
こちらのルノークリオ2は、トランスミッショントラブルです。
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「岐阜名物”半分、青い。”号」
このところ、あらゆる車のミッションを降ろしていますが、この車両でハードな流れも
落ち着きそうです。
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サーキット走行車両なので、当然のごとくLSDも入っています。
クリオに使用するLSDは国内での正規輸入パーツが無く、また構造的に弱い物
もあります。
今のところ、英国製機械式LSDに落ち着いています。
ここのLSDは、イニシャルトルクや作動カム角度の調整が幅広く対応可能ですので
ニーズに合った仕様にする事が可能です。
ケース強度や内部パーツの強度もそこそこ高い為、早期破損やトラブルが起きにくく
安心の逸品です。

分解してみると。初めて見る事が起きていました。
なんと、4速ギヤ内部の焼き付きによる、トランスミッションロックです。
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ギヤ内部にニードルローラベアリングを持たない構造の為、発生したのでしょう。
今回は間に合いませんが、次回からは摩擦係数低減の表面処理を施します。

原因がはっきりと分かって安心しました。
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トランスミッション本体を完成させ、搭載待ちの状態になりました。
ちなみに、”半分、青い。”号は3ナンバーです。(通常のクリオ2は5ナンバー)

フレームが降りているうちに、やりたいことがありましたので施工します。
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この頃までのルノー車は、ステアリングラックのマウントが弱いことで有名です。
ほとんどの車は、サブフレームに直付けなのですがルノーだけはマウント部にラバーを使用します。
純正のゴムが弱いため、ハードに使わずともマウントが緩くなり、動くようになってしまいます。

直進時のステアリングセンター位置が変わってしまう症状は、この部分が原因です。

ですので、マウントラバーを強化品に交換します。
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ステアリングフィーリングがカチッとします。
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引き続き組み付けを続けます。

クリオはこの後、正常復帰をしました。
続いてはプジョー106です。
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こちらの車両は、先日タイミングベルトの交換を行った車両です。
その後、オイルサンプの曲がりが気になったので交換をしていると。
こんな物がオイルパンから発掘されました。
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バルブとリテーナの間に入り、固定するためのコッターと呼ばれる部品です。
こんな物がオイルパンから出てきたものですから、「はぁ。。」とため息の後
この106への作業を中断していました。

ラテンフェスタが近いので、そろそろと思い、再度着手しました。
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グングンと進めます。
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点検の結果、コッターは全数装着されていました。
これ以上の事は考えません。
(何で混入したのかを考えても解明出来るわけ無いですからね。)

クリオの圧力を感じながら106を進めています。
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さ、後ひと頑張りです!
もう一台のクリオも控えているので、そちらも着手します!