アバルト ヘッドライトの交換< br>浸水・結露からの透明度低下

アバルトのヘッドライトは内側に水滴が付着し、それが繰り返されると透明度が低下してしまうと言う悲しい実情があります。
今回の 695RIVALE もその例に漏れず、結露~乾燥を繰り返す中で白濁現象が起きてしまいました。
許せる・許せない はひとそれぞれですが、今回は交換し新調する事となりました。
新旧のヘッドライトを比較すると、透明度の差が歴然であります。

表面の黄ばみや曇りは、クリヤコートの補修により輝きを取戻すのですが、内部となるとそれは叶わずというのが実態です。
今回は、ヘッドライトの新調と合わせて灯火類の各部をLED化する アップグレード を盛り込みます。
ヘッドライトの内部にセットするのは「D1SーLED コンバージョン」です。
当製品は 2025年の夏よりSessAブランドよりリリースさせて頂いています。
明るさ・手軽さ・コストパフォーマンス に優れる逸品です。

装着ご依頼を頂いた方より「こんなにも明るくなるのですね!」と喜びの声を頂いています。
純正のHIDバーナーを取り外し、付け替えるだけでバツグンの明るさをご提供します。

ハイビームバルブはH7型ハロゲンを、LEDにコンバート。
前期型はH1型ハロゲンですが、シリーズ4以降はH7型と規格が変更されています。

使用頻度が低い事も有り、コスパ重視の製品をチョイスしました。
フォグランプバルブはH3型ハロゲンが装着されています。
極性を問わないH3型LEDバルブにコンバートします。



各部の組み換え・組み付けを終え、点灯確認~ハイトコレクタセンサのキャリブレーションを実施し、光軸調整を行います。



クッキリとした光軸が確かな路面照射を実現します。
配光ムラが起きず、綺麗に照らす・見やすいライティング・パフォーマンスをご提供。
アバルトなどに装着されているフォグランプは、ハロゲンの状態では申し訳程度の配光状況ですが、LEDに変更すると足りない部分を補う、良い仕事をします。
気軽に交換できるバルブではありませんが、組み換えに伴う分解に便乗し、効率の良い作業のご提供に心がけています。
Written by Hashimoto













