ヒカリモノ・メンテナンス
FIAT PANDA 3


短期間に距離を伸ばす、ヘビーユーザーのパンダです。
オイル交換のサイクルが速いのは言うまでもなく、私の元に届くオイル交換についての定期的な相談が、ある意味時間経過のバロメータになっています。

それだけ沢山走るので、LEDランプに不具合を来すのは十分に理解出来る話でした。
どれだけか前にデイライトをLEDに変更し、早数万キロが経過し、不点灯の症状を発する様になった様です。
ご来店時は正常点灯していましたが、バルブ寿命と判断し交換する事に。
「LEDは球切れしない」この認識を持つ方は少なくないのではないでしょうか。
LEDは、球(フィランメント)では無く素子である故、球切れは起こしません。
ですが、その周囲の電子回路はトラブルを起こすのは普通に起こり得ます。
LEDは永遠では無く、むしろハロゲン及び電球よりも短命である。このことは皆様ご承知おきください。

自動車用のLED(アフターマーケット品)は、明るさを求める物が多いので、その分製品は無理を強いられます。
明るくない製品では、ユーザーは満足しないので。メーカーはより明るい物を作ります。
その結果、短寿命になるのは仕方のない話。だからこそ、製品保証のしっかりとしたメーカーの物を選択したいですね。

今回、フォグランプにはイエローハロゲンを使用する運びとなりました。
その際に、フォグランプ・レンズ内面を掃除する事に。

レンズ内側って、思いの外曇るのですよね。静電気汚れの様な渦を巻く様に汚れが付着します。
お客様方は、一見すると何の汚れなのか判断がつかぬ事が多いようです。
内側なんですよね~。

画像を見ると分かる様に、清掃前・後では透明度がまるで違います。

綺麗に整えてから、黄色いハロゲンバルブをセットします。


ヨンクのパンダに黄色のフォグ。
これが似合うんだ。
お客様もご満悦でした。

これから先もバリバリと走ってくださいね。
何か起きれば、その時の対処はお任せください。
Written by Hashimoto

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