グランデプント・アバルト のリヤブレーキを巨大化しました

リクエストを頂いた作業の結果をご紹介します。

グランデプント・アバルト・エッセエッセ
フィアット系の車でありながら、ホイールのPCDは100という異端児です。

つまり、FIAT500124スパイダーの様に、キットとしての設定では無く、
完全なるワンオフである事をあらかじめ申し上げておきます。

今回の新規制作アイテムは
310mm 2ピース ブレーキディスク
PCD100 ベルハウジング
オフセットマウント キャリパーブラケット
大物はこれら3点です。
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2ピースですので、まずは組み立てから開始
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緩み止め剤を塗布後、トルク管理で締め付けです。
マーキングも施工しました。
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今回のロータサイズは
264mm→310mm
46mmサイズアップです。
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重ねてみるとよくわかります。
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ブレーキディスクを取り付け
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オフセットブラケットの取り付け
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ブレーキキャリパーを組み付けて
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ホイールを取り付け、試運転を行い、完成となります。
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ホイールが取り付けられた状態での画像が、最もブレーキサイズの違いがわかります。
こちらは変更前の画像
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ホイールが18インチですので、小ささが際立ちます。

ちなみに大切なのは、大きさではありません。
制動力の違いです。

フルブレーキングの際にノーズが深く沈み込むのでは無く、後ろからも引っ張れる様な
制動を感じるようになります。

以下、お客様から頂いたコメントです。

「リアのブレーキ、良いですね!
今までもブレーキはよく効いてますが更にいいです。Gが頭より腰から沈みこむ感じがします。
ここまで良くして貰えると欲張りになります。」

わかりやすくて、うれしいお言葉を頂きました。

 

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