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工場通信

アバルト500の水漏れ修理+軽量フライホイールへの交換&タイミングベルトの交換を行います

先日のエンジンオイル交換の際に発見した「エンジン冷却水のリーク」をご案内していた車両をお預かりしました。

6万キロを迎え、タイミングベルトの交換も丁度タイミング良く重なりました。
(正確には丁度は良くないです。5万キロまでには交換をお勧めします。)

さらに、当社イチオシのエンジンメカニカルパーツでもある「ライトウェイトフライホイール」も同時施工することに。

「ライトウェイトフライホイール」は、エンジンフィーリングを根本からアゲる為には最高のアイテムとなります。
サブコンや、ECUの書き換え作業を行うのとは全く異なる変化を味わうことが可能です。
ターボ車のECUチューンは、あくまでもブーストコントロールに働きかけるのが主となりますが、
フライホイールの場合は、エンジン回転運動そのものを軽快かつ機敏に変化を持たせます。
全回転域に渡る鋭さは、電気的なチューニングでは味わうことの出来ない結果をもたらします。

私個人的な意見ですが、フライホイール交換済みのアバルトに乗ると
「おっ?出足からツキがイイね~。」「ターボ効かせると、サス強くしたくなる位鋭いね!」
と、ごきげんな言葉が出てきます。
あくまでメカニックの個人見解ですけどね。

では早速作業を開始します。
最近はクーラントチェンジャに助けられています。
冷却水を簡単に抜けない車がほとんどですので、工場の中で水周りの分解も行う場合、
作業前に回収を行っておけば、工場内が水浸しになる事無く作業を円滑に行えます。
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アバルト500の場合で、一度に回収できる量は約4リットルです。
ウォータポンプを交換する際に、ポンプを外しても殆ど水が流出しない位は回収可能です。
(メカニックにしかわからない基準ですいません。)

ここからは一気に進みますよ~!
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まずはお決まりの前周り全バラの、何の車か分からなくなるの巻き。

そのまま勢いを切らさずに~!
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はい!ミッション降りました~!
最近、アバルト慣れしてきましたので速いっすよ~!
さすがに106のようには進みませんが。
(106は15分~30分でミッションを降ろします。多分ですけど時間も降ろした数も日本一だと思います。)

で、デュラルマスフライホイールの状態は、と言いますと。
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恒例のガタガタ・グラグラです。

クランクシャフトシールも交換して。
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こちらの片手で持てるかる~いのに換えますよ!
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クラッチの芯出しも行って。
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グイグイと進めます!

この表記に注意です。
クラッチディスクの装着方向(向き)の識別です。
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この表記がミッション側を向く様に組み付けます。
クラッチカバーを固定するボルトも交換します。
ロックタイトを塗布して14Nm.で締め付けます。
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ミッションが搭載できましたので、次は水漏れ修理です。
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この部分に結晶が確認できる場合、大抵はウォータパイプからの水漏れです。
アバルト500の水漏れ修理 1
アバルト500の水漏れ修理 2
ちょいちょい発生するトラブルです。
その際に交換しておきたいのは、サーモスタットですかね?
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なるべく何かと、何か、みたいな流れで効率を考えています。

続きまして、タイミングベルトも交換します。

なんせ、バラバラなので、各部の効率がはかどる~!
皆さんもこのコースで作業を施工させてもらえませんか?
1つづつのの施工よりも遥かにお値打ちですよ。
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各部にSSTをセットしまして。
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各部を組み付けます。
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この先も作業が渋滞中ですので、今日はここらで次に移ります~