イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

ツインエアーMSAを連日取り付け・ありがとうございます。

2014/01/29 | MSAフィアットランチア

ウィンターセールがおかげさまで好評を頂いています。
日々、セール内容の作業と合わせて入庫車輌の作業を同時進行している、そんな中でのMSA連日取り付けでした。

CIMG7805  CIMG7814
1台は、デュアロジックもう1台はマニュアルミッションのFIAT500ツインエアーです。

CIMG7801
MSA本体は、このアルミボックスに収納されています。
エンジンルーム内に空きスペースは少ないので、取り付け場所には悩まされます。
最近は、今後のメンテナンス性を考慮しているのと、なるべく目立たない、そんな条件から取り付け方法はこんな感じ。

CIMG7812  CIMG7802
本体は、ブレーキリザーブタンクの上側へ取り付けます。
キャンセラーが本体よりも大きいので、これも目立たない場所という事でエンジンECUの裏側へ取り付けます。

CIMG7803
なので、エンジンルームから離れるとどこに付いているのか、ほとんど分からなくなります。
でも大丈夫です、乗れば分かるので☆

MSAを取り付けて、気づかされる事。
それは、低回転トルク向上による発信時のクラッチミートがラクになります。
左足のコントロールのみで安定した発信ができるので、クラッチにも易しいという事になります。
デュアロジックの場合、その違いは分かりづらいかもしれませんが、内部のクラッチディスクの
超寿命化に貢献できると思います。
デュアロジックや、セレスピードはゴー・ストップの多い環境での使用では、早期にクラッチディスクが消耗しますからね。
セレスピードの場合は、クラッチ調整を機械的に行なえるのですが、デュアロジックはそれが不可能!
だからクラッチの消耗したデュアロジックは ギクシャク してしまうのです。

走りに違いが出るのは言うまでもありませんが、排気音も変わります。
2気筒特有の子気味良いサウンドが、弾みを増したかの様なサウンドに変化します。
低回転時は5回スパークさせていますので、1回の燃焼行程における効率が向上している結果ですね。
V-UP16の有無でこの音にも違いが出ています。

このマルチスパークシステムは、今後の直噴エンジンの点火制御として主流になるかもしれません。
と、言うのもメルセデス社も採用している方式なのですね。
直噴エンジンにおける、低回転時の不完全燃焼はやはり問題視されている、と言う事になります。

不完全燃焼が起きている、だからオイル劣化も進行する。
なので用意したのが SessAツインエアー専用オイル です!
ご好評を頂いています。
告知はしておりませんが、アルファロメオJTSエンジンに的を絞った専用オイルも作りました。
こちらは、ツインエアーよりもさらにオイル劣化が酷いですので、悪環境の中でも油膜を維持する様に
考えています。

今後は、4気筒ラテン車用マルチスパークの開発も行なう予定です。