おっと!ショック抜けてる!
この判断を的確に行えるのはとても強みであります


車検整備でのお預かりをさせていただき、今回のプランを決める為の拾い出しをスタート。
実走での確認・リフトアップでの下廻り確認・エンジンルーム確認・SDLによる足廻りとブレーキ廻りの診断確認 と一連の確認作業を行いました。

その中で、今回の拾い出しの中で最も大きな発見はこちら。


画像は、BOSCH SDLテストによるサスペンションテストの結果をグラフ化したもの。
グラフの見方を分からない方であっても、一目で「ん?何かおかしいぞ!」と読み取れそうな不揃いグラフが出力されました。

予備知識が無くても理解出来るほど 、SDLテストは分かり易くそして的確です。

具体的にどこが悪いかと言えば、左フロントの路面粘着率が低下している。即ちショックアブソーバの劣化として読み取ります。

ショックアブソーバは、片側の不具合発生時は症状として意外と気付きづらいことが特徴です。
今回についても、お客様は特に不具合を感じてはいませんでした。
これが両方抜けると事態は急変するのです。

今回のご提案内容に、ショックアブソーバの交換を含めて、周辺部分のバランスも整えた作業内容をご提案させて頂こうと思います。
Written by Hashimoto

関連記事