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工場通信

ジュリエッタ1.4 電圧の低さが気になります

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初めて診させて頂く アルファロメオ・ジュリエッタ・スポルティーバです。5年目の車検を控え、当社での作業のご相談を頂きました。まずは各部の点検を行っています。他店で購入されたばかりのお車ですが、コンディションが良く当たりの1台です。

それでも気になる箇所はいくつか見つかるものです。
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もしかすると新車から一度も変わっていないのでは?っと思うくらい茶褐色に変色したブレーキフルードです。ブレーキフルードは吸湿性が高い為、年に一度は交換をしたいです。

交換前提ですが、念のためフルードチェッカーで状態をチェックしましたが、意外にも状態が悪くなくて驚きです。
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バッテリーと、オルタネータそして電圧ロスなどを点検します。
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基本の発生電圧が低く、電気負荷を与えた際の落ち込みも激しいです。
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13.46ボルト これは無負荷時のバッテリ電圧です。エンジン回転はアイドリング状態です。

そこに、ロービーム・ハイビーム・エアコンを作動させると、みるみる電圧が下がりました。
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12.41ボルト 約1ボルトの電圧降下です。

動画で見ると、電圧が上がったり下がったりする状況がよくわかります。

原因がオルタネータ本体なのか、バッテリ周辺環境にあるのか、非常に気になります。
殆どの場合、ステージ1メンテナンスで回復し、良い結果を得られる事が多いですので期待したいところです。

エンジンマウントの劣化が早い事で有名ですが、今回も例に漏れずでした。
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見た目にはそれほど悪くなさそうなのですが、微振動が車内に伝わりやすくなります。マウントを新品にした状態を知ると、その変化の大きさに驚きます。

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スパークプラグは電極消費は少ないですが、交換時期を迎えています。

そしてタイヤに目を向けると。
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内側の偏摩耗が激しいことに気づきました。
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殆ど溝が無くなっています。
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外側は深い溝が確認出来ます。

パターンノイズも大きくなっていて、タイヤを新調すると非常に良い車に仕上がりそうです。

継続検査も含め、お客様との打ち合わせとなります。

Written by Hashimoto