RENAULT CLIO3RS(ルノークリオ) ミッション搭載後はオイル漏れの修理です

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昨日のルーテシア3RSは、トランスミッションの搭載を終えまして、続いてはオイル漏れの修理を行います。
フライホイールの交換時に、クランクシャフトシールは交換済ですが、ルノーのエンジンの場合クランクシールの漏れとは思わせぶりで、実はオイルパンからの漏れである事が多いです。

今回も例に漏れず、オイルパンからのオイル漏れが発生していました。
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オイルパンを取り外し、ガスケットの交換を行います。
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オイルパンが装着されていた周囲には、過去にオイル漏れを対策しようとした痕跡が確認出来ます。
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この手のエンジンのオイルパンを取り外すには、サブフレーム装着状態では取り外せない為、外部よりシール材を塗る事も少なくはありません。

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キレイに洗浄&脱脂を行い、ガスケットを交換し、組み付けます。

その後、サブフレームを取り付けます。
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今回の車輌は、走る楽しみに重点を置いていますので、各部に装着されている部品が尖り気味です。
エンジンマウントには、全箇所強化の加工が施され、ロワマウントの隣にはエンジンの前後方向の揺れを効果的に抑える為に、後付けのトルクロッドも装着しています。

各部の組付けを行い、各油脂類の充填・増し締めを行いエンジンの始動とクラッチの作動などを確認します。
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現在、フロントダンパーはオーバーホール中ですのでひとまず当社ストックの転がし用の足廻りを組付け、仮の状態で部品を待ちます。
本当は低く身構えたスタイルの3RSですが、車高が上がった状態となっています。

Written by Hashimoto

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