アルファ156 塗装修理 オールペイント


新車からお乗りの156、当社で長期的に整備をお任せ頂いているお車が塗装修理の為の作業を行いました。
今回施工するのはオールペイントとなるため、現在綺麗な所も剥げてしまった所も含めて全ての補修を行います。

塗装にとっての天敵はやはり紫外線。例えば半年の間車を動かさず炎天下の下に車を置けば、日当たりの良い所からみるみるうちに塗装はダメージを
受けながら色あせや、クリヤ浮き、下地の透けなどが生じてきます。

なので、乗る機会が少なく、日当たりが良い場合はボディカバーを掛けておくことを強くお勧めします。
カバー掛けると、擦り傷がとか、湿気がとか、聞こえてきますが紫外線の影響よりどれだけ優しいか計り知れません。

現在の塗膜の状況が酷い箇所は、下処理を入念に行う必要があります。

特に右リヤクオータは金属が出るまでの下地処理が必要となりました。




塗装色は、オリジナルに基づいたカラーでの再現です。
前から思っていたのですが、同じブルーメタリックでも発色が強くメタリック感が強い個体と、メタリック感の弱い個体との違いが有りました。
これはカーメーカーの採用する塗料のメーカー違いによって起きると言うことが分かりました。
今回の156は先述のメタリック感の弱い塗装だったのですが、艶やかさと力強さを得るためにメタリックを立たせる様な仕上げにしました。

微妙な違いですが、全体的に見ると大きな違いが有り、塗装後の仕上がり満足感が大きくなります。




ボディのリフレッシュ作業もお任せ下さい。

Written by Hashimoto

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