サーモスタットの劣化


タイミングベルト交換を終え、サーモスタットを交換し新しいクーラントに入替えるのですが、サーモスタットの傷みがなかなか激しい状態でした。
水漏れも、オーバーヒートも、オーバークールも誘発していなくて、ほっと胸を撫で下ろす状態です。


結晶化したクーラントが各部を覆い尽くしています。水路を詰まらせることは無いですが、バルブ開閉の妨げにはなる事もあります。また、ホースの差し込み部の結晶化が進行すると、ホースバンドは締まっているのに、水が漏れ出す事態も考えられます。

ついでに、樹脂製のワンタッチカプラも交換しておきました。このカプラー、劣化が進んでいると取り外す際に力を入れると割れてしまうのです。なのですが、純正供給ではホース付きの部品となってしまいます。消耗品の1つとして、社内では即時対応が出来る様にストックしています。

サーモスタットは、数年に一度は交換しておくのが安心ですね。
開かなくなるというトラブルが最も怖いですので、夏の熱さを乗り越え疲労感の増したサーモスタットは、早めの交換をしておきましょう。

Written by Hashimoto

関連記事