ショックアブソーバが機能を失っていました
ツインエアー・チンクにオリジナルサスペンションの組み付け


マニュアルミッションのツインエアー・チンクにSeeAオリジナルサスペンションの組み付けご依頼を頂きました。入庫時のサスペンションテストにおいてダンパーの極端な性能低下を確認し、打ち合わせの結果、今回の流れとなりました。本来は全く別の作業での入庫予定でしたが、サスペンションの改善に作業内容をシフトします。

今回組み合わせるのは、オリジナルサスペンションの基本性能は同じですが、アッパーマウントC2を用いる為にダンパーもそれ専用の物を用います。

SDLサスペンションテストの施工風景を動画に収めました。

動画の開始後14秒あたりの振動域で、プレートからタイヤが浮いてしまっている事が確認できます。

右前輪のテストでも、7秒あたりでタイヤ浮きが確認できます。

この結果から出力されるSDLのサスペンション 路面粘着率グラフは以下の様な内容となりました。

グラフは極端に沈み込み、路面粘着率のパーセンテージを現す数値では算出不能な結果となりました。

ローダウンスプリングに、ノーマルダンパーの組み合わせにより、ダンパー劣化が進行したのが原因です。純正ショックアブソーバはノーマル車高で動くことを前提に作られていますので、ストローク位置が変わることで作動限界を越えてしまい、内部破損を招きます。

取り外したダンパーは油圧減衰が完全に損なわれ、ガス圧のみが残る物となっていました。

エクステリアをハイレベルな仕上げでまとめられているだけに、この状態のサスペンションがとても残念です。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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