シトロエンC4は車検とあわせて基本メンテナンス

事前に初診点検を行わせて頂いたシトロエンC4はあらためて車検整備でお預かりです。

オイル漏れや水漏れなどの問題の無い事の確認したら整備の開始です。

車の各部に蓄積された汚れをしっかりと取り除くべく車をリジットラックで持ち上げエンジンルームや下回りのスチーム洗浄から行っていきます。

スチーム洗浄機だけでは汚れの落ち具合はイマイチですので洗剤を噴霧しスポンジを使って出来る限りキレイにしていきます。

洗浄していると車の下には汚れがたっぷりと出てきます。

仕上げに洗い流すと。

かなりキレイにすることが出来ました。

当社での初めてのメンテナンスを行う車両ですのでレッドポイントでの整備の第一歩、電気廻りの改善を行うステージ1メンテナンスを施工します。

プラス側のターミナルはバッテリーポストへの接触面積も少なく、クイックリリース式である為くわえ込む力も弱いので切断し交換します。

バッテリトレーに覆われ作業スペースがないので各部を分解しマイナス側の追加のアースケーブルを引いていきます。

マイナスターミナルは電流制御ユニットがついていますので交換は行わずにアースケーブルの追加のみ行いました。

最近のプジョー・シトロエン車両の多くはバッテリーが全く見えないフルカバー状態となっており、日ごろのバッテリーチェックを行うにもマイナス側にアクセス出来ません。ステージ1施工時にはバッテリテスト用の端子をカバーの外に出し、バッテリーテストを簡単に行えるようにしておきます。

ステージ1メンテナンスが完了したら、ステージ2メンテナンスにより各油脂やフィルター類の交換を行っていきます。

エンジンオイル&オイルエレメントの交換。

オートマチックフルードは全量抜き取れませんので、キレイになるまで数回入れ替えながら交換。

汚れたエアクリーナーも交換です。

クーラントチェンジャーを使い冷却水の交換も行います。

写真に撮り忘れましたがスパークプラグも消耗し、プラグテスターでの状態も良くありませんでしたので交換しました。

 

各部のメンテナンスが一通り済みましたので、車検に向けて保安のチェック。リヤのワイパーラバーが千切れてきていたので追加で交換させていただき、保安も問題ない事を確認。無事に車検を受けることができました。

 

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