188プントにも適合!ビッグローターKIT
プントHGT GF-188A1 各部のメンテナンス作業


各部のメンテナンスを続ける 188プント HGT です。
ちょうど昨年の今頃、フロントに装着していたブレンボキャリパーのメンテナンスを行いました
今回は、これまで未着手であったリヤブレーキセクションのメンテナンスを行います。

アルミシリンダーにスチールブラケットの組み合わせで、共に素地色だったキャリパですが、オーバーホールを機にフロントに合わせてイエローにペイントしました。内部のシールキットを組替え、フローティング機構もメンテナンスし、組み付けを行っています。

作業中に気付いたのですが、リヤブレーキに当社オリジナルの「SessA リヤ・ビッグローターキット」が使用可能でした。制動力も見た目も、良い感じにアップします。前回のロワアームブッシュ同様に、他車種流用です。

ディスクローター径の違いに大きな差があります。
ノーマルローター外径:240mm

SessAリヤ・ビッグローター外径:280mm

直径で40mmも大径化が可能です。めちゃくちゃ格好良くなりそうです。ブレーキパッドも交換時期でしたので、SessA PLUS を用いる事にしました。

SessA リヤ・ビッグローターキットは、3種類のディスクロータから選択が可能です。
画像がありませんが、平らなプレーンロータ・スリットローター・ドリルドローターです。アバルト595に組む際はドリルドを選択する事が多いです。

今回は、フロントのドリルドロータに合わせて「ドリルド」をチョイスしました。


15インチの OZ スーパーレッジェーラ を装着しているプントです。ビッグローターKITの許容サイズは15インチですが、ご覧の通りキャリパとホイールがギリギリの設計です。リヤブレーキが大きいってやはりカッコイイです。
色々な車を見てきましたが、ブレーキに手の入った車は全体的な仕上がりが素敵です。

話は変わりますが、昼間の運転中ラテン系の車とすれ違う事は多いです。そんな時、ホイールに視線を向けるのですがフロントホイールがブレーキダストで黒ずんでいると、自社管理ユーザーでは無いな、と決定づけられる位に当社のお客様は SessAブレーキパッドをご利用頂いています。SessAブレーキパッド装着車は、ホイールがいつも綺麗ですので一目見ただけで分かってしまいます。

サーキットを走られる方の場合は、その例に当てはまりませんが、そういう仕様の車は見ればすぐに分かりますので。

車の仕上げ方は様々ですが、大切なのはどれだけの選択肢をご用意できるかだと思います。
Written by Hashimoto

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