ルーテシア3RSは、初診点検とステージ1メンテナンス


ルーテシア3RSは、購入後間もない車輌ですので初回の点検から始めています。
こちらの車にお乗りのお客様は、当車輌を購入されるまでのエピソードが男前でした。
ご家族用の車としてシトロエン・ベルランゴにお乗りなのですが、自分用の車に何か楽しいお勧めは?との問いかけに対して、ルーテシア3RSの魅力をご説明したところ、次のご相談は初診点検のご予約についてでした。つまり、直ぐに探し始めて購入に至ったという事です。
当社のお客様でもある、この方の会社の先輩はアバルト595にお乗りですので、アバルトをお勧めすべきでは無いと判断し、今回の結論に至っています。

走行距離の少ない3万キロ台の個体を見つけてきました。最近は低走行のルーテシア3RSが激減しています。購入をご検討中の方は、良い車に出会えたら即決断をお勧めします。1年後には更に難しい状況になっている事が想像できます。

この様にルーテシア3RSのご新規ユーザー様が増え続けています。

お客様は、このお車に乗り始めてから施工したい事が山積みの様ですが、ブレーキを掛けさせて頂いています。少しずつ進めて行きましょうと。
そんな理由から、今回は点検作業と合わせて基本のステージ1メンテナンスの施工と、冷却系統の整備に絞り初回整備を行う事になりました。


ルーテシア3は、オルタネータの容量が大きく、発電力に余裕がある事が特徴です。従って、大きな電気負荷を与えても負けずと発電時の電流を増やしますので電圧としては安定感が高い事が特徴的です。

でも、使用しているターミナルの質感はイタフラ車によくある形状と同じです。

バッテリポストに対して、面で接触する事が出来ず点接触をする構造です。横に並べた金色のターミナルに交換するのですが、こちらはターミナルポストのテーパー角に沿って内面を仕上げている製品ですのでポストとの接触面積が向上します。それにより、電気の損失を防ぐ事が可能。という事です。

冷却系統は、サーモスタット・クーラントタンク・LLCを交換します。
ルーテシアの水温管理は、エンジン出力に直結する大切な要素です。
随分と前(3年ほど)に水温管理とレブリミットの関係について記事を書いています
当社の工場通信を隅から隅まで読むのは至難の業だと思います。稀に熱烈に過去の記事も読んで頂いている事もある様で、嬉しい限りです。

他の車よりもサーモスタットの開く温度が低い事も特徴的です。
一般的には89度のサーモスタットが主流ですが、RSの場合は75度の物を使用します。熱量対策ですね。

ターミナルの交換を行い、アースの引き直し・プラス系統の強化を施工しました。

どんな車にとてもお勧めの、基本整備「ステージ1メンテナンス」は必ず施工しておくべき第一歩の整備です。

今後のプランとして、必要な改修を行いながらも、その中にバージョンアップの要素を組み込みながら、少しずつ理想の車に仕上がるようにご提案をさせて頂こうと思います。
Written by Hashimoto

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