イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

アルファロメオ・ミト 多数のご依頼を進行中です

先日、お届けしましたスフェリカルアッパーレポート内で登場しました ミトは、只今色々な作業を進行中です。

改めて、今回の作業内容を取り上げさせて頂きます。
まずは、今回の使用部品を並べてみました。
CIMG0661
1.SessAオリジナルセティング アジャスタブルサスペンションキット
2.SessAホイールスペーサ 8mm+16mm
3.SessAスフェリカルアッパーマウント
4.未設定ですが、SessA別注ステンレスブレーキホース
5.カーボンラッピングフロントグリル
6.インタークーラー放熱加工 赤色
7.ステージ1ベーシックメンテナンス

盛り沢山の内容ですね。ありがとうございます。
ご紹介する内容は、順不同となりますが、まずは足回りを。
CIMG0677 CIMG0678
スフェリカルアッパーの出来栄えは、素晴らしい状態になっています。
近日中に価格設定を行い、ホームページ上で告知いたします。お待ち下さい。

下の画像は、スプリングアッパーシートを兼ねたスラストベアリングです。
ニードルベアリングと、シールリングには異なるグリスを使用し、組み込みます。
この構造にする事により、純正のスラストベアリングとは比べ物にならない程の、動きの良さを実現します。
ステアリングを作動させた際や、ストラットの上下動に合わせてのスプリング収縮に発生するストレスを緩和
させる効果が向上します。
つまり、アシが素直にキレイに動ける様になるって事です!
純正のベアリングは、動きがスムーズでは無く、渋さを感じます。
CIMG0674 CIMG0675

実際に車輌へ取り付けると、見えるのはここのみです。
見た目が良すぎるので、隠れてしまって残念。
センターロック機構の締め付けは、アルミネジ部にカッパーペーストなどを塗布し、100Nm.付近の
トルク管理で締め付けます。
今回も、オイルフィルタレンチが適合するように設計しています。
CIMG0689 CIMG0688

対するリヤ側は、スプリングアジャスタを取付け、ダンパーを交換します。
ここは、通常のパーツを使用しています。
車高が下がりすぎる事も、下げ足り無い事も無く、バランスの良い調整が可能です。
CIMG0660 CIMG0696

ステンレスブレーキホースは、当社ではミト用の設定を設けていませんでしたが、今回の調査により
他車種の流用で、オレンジカラーのSessA別注ホースが装着可能になりました。
残りのストック数は2台分です。気になる方、ご相談下さい。
CIMG0667 CIMG0679
ステンレスブレーキホースに変更すると、ブレーキペダルのタッチが良くなります。
タッチが良くなるというのは、ゴムホースの場合は圧力がゴムの膨張により逃げてしまうのに対して
テフロンチューブを使用する事で、逃げ場を無くし、キャリパーに伝える様に出来るからです。
そして、そのテフロンチューブの外皮をステンレスが覆っているから、ステンレスブレーキホースと
呼ばれるのですね。

ブレーキ操作時の踏力に対しての、効きがリニアになる為コントロール性が良くなります。
個人的には凄く好きなフィーリングになります。お勧めです。

ホイールスペーサは、純正の保守的なホイールオフセットを、攻めのオフセットに変更する事が可能です。
最近では純正ホイールの大径化と、デザインの向上により、スペーサのみで充分かっこよくする事も可能です。
CIMG0665
取付作業に関しては、重要部分の割りに軽視されがちですので、正しい取り付け方もご案内します。

1.ホイールを外した直後に、目に飛び込む 薄汚れたハブフランジです。
大抵の車はこのような光景です。
ホイール取付面の錆は、嫌いです。
ホイールがハブに固着してしまったり、ホイールが面当たりせずに、取り付けてしまったり。
と、弊害は様々です。
CIMG0671

2.取付面の錆は出来る限りキレイに処理しよう。
エアーツールや、ハンドツールを用いて、薄汚れたハブを掃除します。
中心軸は、掃除が大変ですが、ホイール固着や、スペーサの固着で、後に大変な思いをするのは
嫌なので、頑張りましょう。
CIMG0681
ここまで出来れば上出来です。

3.大径ホイールの隙間から覗く、ブレーキディスクも美しくしよう。
ホイールがキレイで、低ダストパッドが付いていても、以外に見落としがちなのがブレーキディスク
内周と外周の錆や汚れ。
赤茶けたロータはかっこ悪いですから。
ビシッと決まった足元にするには、こういうひと手間が大切です。
CIMG0682
気になる箇所に、特殊コーティング塗装を施します。
耐久性が高く、見た目も鮮やかで美しいです。

4.スペーサが次に外すとき、スムーズに外せるようにしよう。
ホイールスペーサは、車検時などには外す事も考慮し、掃除を終えた取付面に
防錆剤を塗布します。
CIMG0684
おそらく、固着をせずに、スムーズに外せます。

5.ここまで施工し、ようやくスペーサを取り付けです。
スペーサをハブにあてがった際に、ジャリジャリするようではいけません。
仮当てしたスペーサが、ハブ上でスムーズに回転出来る状態がベストです。

CIMG0685

ただ取り付けるだけでは、先々困りますので、出来る限りの処置を行いましょう。

この先も続きます。仕上がりが楽しみです☆