リフレクタヘッドライトにベストなLEDバルブ!
フィアット500 ヘッドライト交換


点検作業としてお預かりをさせて頂いているのは フィアット500 1.2 スポーツです。
マニュアルミッション+ファイア系1200エンジンの組み合わせは、イタリアンスタンダードの王道です。

今回は、ヘッドライト本体を交換しその際にLEDバルブへとコンバートしていきます。
リフレクタ式(反射照射)ヘッドライトのフィアット500は、LEDバルブの選択が難しく取り付けるバルブにより路面への照射効率が大きく変わります。
明るいバルブを選べばOK.が正解では無いのが難しいところ。
明るさと、光軸の最適化。ここを成し得たいと思います。

バルブ形式は H4
今回は当社に在庫のあるLEDバルブ4種をテストし、最良な光軸を照射するバルブを選定しました。


仮付けを行い、その都度光軸テスタに表示される情報を確認します。

取付を決定したのがこちら。
ファン付・イグナイタ無しのバルブです。
フィアット500のリレクタライトに、ハロゲン以外のバルブを取り付ける際は専用のアダプタが必要になるのですが、そのままポン付けが出来ません。
若干の加工を行って取り付けます。

フロントバンパーを外していますので、ついでにハイビーム側もLEDにしておきました。
バルブ形式はH1 です。
ノーマル復帰が簡単に行えるように、配線加工を行い取り付けています。

最終的な光軸調整は、完了していませんが作業としてはひとまず完結!

上下のライトの光の色に差が無く、良い感じに仕上がったと思います。
LEDを扱う様になってから、色の統一化を行う事が多くなりました。
これはファッション性重視では無く、色温度の差による見づらさを解消する事が目的です。

そもそもライティングチューン的な煌びやかさを主とした作業は興味無いのですが、そこに安全性と確実な整備力を求められる場合は頑張ります。
ちなみに、ツインエアーとは異なり電源はノーマル回路です。

Written by Hashimoto

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