プジョー208 5F01 ブレーキキャリパのメンテナンス


プジョー208 シエロは、車検整備でのお預かりをさせて頂いています。
走行距離は12万キロを越えていますが、定期的なメンテナンスを心がけるお客様の意向と、しっかりとしたメンテナンス履歴管理により、とても状態の良い個体です。

今回は、ブレーキのメンテナンスを軸として整備を進めています。
ブレーキメンテナンスとは言いましても、パッド・ロータを交換するのではなく、キャリパーのO/Hを行います。
36000キロの際に、パッドロータを交換させて頂いてから、すでに9万キロの走行をされています。
その使用過程を経ていても、今回はパッド・ロータの交換が不要という事実。
これが  SessA ブレーキパッドが結果的にお財布にやさしいパッドであることの真相です。


前後のブレーキキャリパを取り外し、洗浄~内部の組み換えを行っています。
洗浄前は、黒ずんでいたキャリパですが2工程の洗浄により、スチールとアルミそれぞれの素地の美しさを取り戻しました。

カーメーカーにより、キャリパのリペアキットの供給は有ったり無かったりと、パーツ供給状況は様々です。
当社では、あらゆるブレーキのパーツをそれぞれ区分ごとにストックをしています。

Written by Hashimoto

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