猛暑続きでクーリング系統のトラブルが増えています


最近の猛暑は本当に酷いですよね。年々最高気温が上昇している、日本の夏。体にも堪えますが、車もなかなかキツイ状況を強いられています。35°を越えると、たちまち増えるのがエンジンの冷却系統のトラブルです。今回のルーテシアは、オーバーヒートによるレッカー入庫となりました。

お客様の声をお伺いすると「エアコンが効かなくなったと思ったら、水温計がどんどん上がって…」これはもしや?と思い真っ先に疑いをかけたのは。

冷却用の電動ファンの作動です。ごちゃごちゃと詰まっているため、ファンコントロールの電源に直接アクセス出来ませんが、先ずは探り易いファンレジスタへの電源供給を確認すると。電源は正常に供給されています。レジスタ回路をバイパスし、直結しても回りません。おそらく、ファンモータ本体の不具合ですね。
明日以降に、単体点検を行い特定を急ぎます。

夏のトラブルは、私たちの想像を越える領域で発生してしまいます。予防的に交換をお勧め出来る為に、点検方法なども今後確立していきたいと思います。

Written by Hashimoto

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