ジュリエッタQVは有りがちなオイル漏れの修理


ジュリエッタ1750は、よくあるオイル漏れの修理を行います。
先日、バッテリターミナル付近での異常加熱を修理した車輌の続きです。

点検を進める中で、スパークプラグを確認した際に気付いた内容です。
イグニッションコイルを抜き取ると、プラグホールにエンジンオイルが溜っている事が判明。
こうなると、コイルの先端のラバー素材がオイルに負けてふやけてしまったりと、2次的トラブルに繋がります。

原因は樹脂カバーに装着されているラバーガスケットの劣化です。

直噴エンジンですので、オイル汚れは仕方なく、劣化速度が速い事がイヤな意味での特徴。
オイルが劣化すると、その周囲にも色々と影響が及ぶものです。

カバー裏側の洗浄と脱脂を徹底的に行った後に新しいガスケットへと組替えます。


ヘッドカバー側も同じく脱脂ですね。

外部に漏れ出すのとは異なり、静かに発生するオイル漏れは気付き辛いです。
定期的な点検の中で出会うこの様なトラブル。
12ヶ月点検・車検 それぞれの点検の重要性を再認識させられます。
Written by Hashimoto

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