プジョー106のウィークポイント

販売の終了より早20年以上経過のプジョー106S16ですが、高出力軽量マニアルトランスミッションホットハッチが好まれています。弊社の整備入庫も多く大変人気の高い車両です。経過年数を重ねる事でトラブルの修復入庫もありますが、事前にトラブルを防ぐ為、ウィークポイントとなるナット・スクリューの緩みにが発生しやすい箇所をお伝えいたします。

ワイパーアームの取り付け部ナット

アクセルペダル取り付け部ナット

ドアストッパー取り付け部ナット

右フロントロワアーム取り付け部、フレーム補強バー取り付けスクリュー。フレームが微妙にしなる事で緩む様です。

シリンダーヘッドとインテークマニホルド間のスクリュー。目視でも取付スクリューが緩んでいるのが分かります。

ゴム製のパッキンの劣化が原因です。エンジン機能にも影響を及ぼす為、状況によってはインテークマニホルドパッキンの交換も必要な場合があります。

普段の点検入庫の際に車両それぞれの注意箇所として点検確認を行わせて頂いております。

関連記事