208GTi DMF→Lightweight Flywheel
208に軽量フライホイールのセットアップ


原因追求が不明確でありますが、当初の予定通り 軽量フライホイール へのコンバージョンを進めて行きます。
超重量級の DMF(デュアルマス・フライホイール)からソリッド構造のライトウェイト品に組み替えます。
この機会に施行が可能となる、クラッチメカニズムと油圧式レリーズシリンダの交換はモチロンのこと、サスペンションのリファインも同時施行で走りが光る208に仕立てます。

何時もの如く、クラッチ単体作動の点検を行います。

興味深かったのは、クラッチが切れる手前までのピーク荷重は 143キロ。

プレッシャプレートとディスクの凝結解除が始まると、徐々に荷重が下がり、完全遮断の頃には97キロを示します。

カバーの特性でしょうか。
重量計を使っての計測を始めたのがごく最近ですので、これらの特性については網羅できていません。

ディスクの裏・表に注意!
間違った組み方でも組めてしまうのが、最近のクラッチメカの怖いところ。
しっかりと確認し、マーキングも施しました。


フライホイールをクランクシャフトに固定。
塑性ボルトによる回転角法で締め付けます。デジタルレンチで締め付けるのですが、角度管理の後には実際のトルク値が表示されます。
ほぼ均一なトルクが掛かっていました。

ミッション搭載作業を進め、区切りが付いたところでショックアブソーバを含めたサスペンションリファインに着手します。

減衰抜けは起きていませんが、距離を考えるとショックアブソーバ交換は必須かと考えます。
自動車を構成する機能部品の中で、ダンパーの機能維持はとても大切な事だと思っています。
手を加えれば確実に効果の体感が出来、更には乗る度に「リファインして良かった!」そう思える機能部品です。

左右のタイロッドエンドもこの機会に交換を行いました。
14万キロを走行し、ロッドエンドのジョイント部(関節部)には上下方向のガタつきが生じていました。


ロワアーム先端のボールジョイント。
こちらは、数年前に左側は交換済。今回は未交換の右側を交換します。
太いリベットの様な凝結法なので、スポットドリルで穴を開け抜き取ります。
前回の際にはフレームが車載状態でしたから、見上げながら切削粉を浴びながらの作業でした。
今回はフレームが降りた状態ですので、とても作業性が良くストレスを感じ無い施行を進める事が出来ました。
作業環境は大切ですね!

Written by Hashimoto

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