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工場通信

オリジナル商品 新作のデータ採取を進めています!

レッドポイントのオリジナル商品、久々の大型商品の考案中です。

新しいと思っていた車種にもこういう整備が必要になる時期が来ましたね。
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今回は、クラッチのオーバーホールを行います。
と、ついでに以前に組み付けたLSDの調整も合わせて行います。

DS3をはじめとする 1.6THP車輌の多くはフライホイールに減衰構造が組み込まれていまして
ここがクセモノです。
デュアルマスフライホイールと呼ばれており、フライホイールの内部にダンパーが仕込まれています。
役割としては、振動緩和・トランスミッションへの急激なトルク伝達の緩和・異音の低減などが挙げられます。
デメリットは壊れやすい事・壊れても大破しない限りは症状に気付かない事、そしてスポーツ走行に向かない事です。

これまで数台の1.6THP車のトランスミッションを降ろしましたが、ほとんどの場合がダンパー稼動範囲が多くなりすぎています。
純正品で交換する以外の手は無いのですが、なにか策を考えたいという思いがありました。

外したフライホイールです。
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別の車の時の画像もあります。
手で回転方向に力を加えると、マーキングした位置が大きくずれます。
新品の場合、ここのダンパ機構が硬く、ほとんど動きません。
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従来はこのダンパーの役割をクラッチディスク側で行っていました。
デュアルマスフライホイールの場合、ディスクにはダンパーが備わりません。
外したディスクは1mm程度の消耗でしたが、フェーシング面に焼きの入ったような無数のクラックが確認できます。
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今回考えたいパーツは、ソリッドフライホイール・コンバージョンキットです。
ダンパー機構を持たないフライホイールで、重量を少し軽くしたものを作れれば面白そうですよね。

製作にあたり、色々と悩む問題点は多くなりそうな企画ですが必ず素晴らしい製品をご用意します!
「耐久性が高く、万人受けし、楽しく乗れる」そんな商品を目指しています。
今回のDS3にはプロトタイプを用意してみました。
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さて、どんな感じになるのでしょうか。