ジュリエッタのステージ1メンテナンス 施工で効果絶大

ジュリエッタQVにステージ1メンテナンスを施工しました。
作業前に、電気負荷時の電圧低下を確認するのですが、その時の降下具合が
なかなかのものでして。
IMG_2651
ご覧のように、BOSCHバッテリテスタを繋ぎながら、BOSCH VAメータも
接続しまして、電気負荷を与えていきます。

無負荷状態でのアイドリングでのバッテリ端子間(+~-)電圧は異常なしです。
IMG_2652
14.25ボルト

ところがです。
VAメータの負荷機能を使い、40A程の負荷を与えると。
IMG_2653
アイドリングが、しんどそうに落ち込み始めます。
すると同時に先ほどの端子間電圧も下降します。
IMG_2657
12.73ボルト

本当にしんどそうにエンジンが回っているのがよく分かります。

オルタネータの不具合か、配線抵抗・配線キャパ不足・バッテリターミナルの
接圧不足など色々な原因が考えられます。
IMG_2658
プラス側のターミナル接続状況
いかにもダメです。
錆はあるは、接触面積も小さいです。

いつもの粗悪ターミナルの裏側です。
2本のリング状の接点が、バッテリポストに接触できる部分です。
IMG_2662 IMG_2663
ポスト側にはくっきりと接触していた箇所の痕跡が残っています。
めちゃくちゃ少ないです。
どれだけ元気なバッテリでも、高性能なバッテリでも、その力を出力できる
部分と面積は、このポストの部分のみですから、ここにしっかりと接触できて
いなくては性能を発揮できません。

ステージ1メンテナンスでは、この部分も交換します。
IMG_2664
接触面積が広く、テーパー角度は輸入車バッテリ規格に準じていますので
確実に締め付ける事ができ、バッテリの力を余すこと無く電装に伝えます。
IMG_2665

余談ですが、作業中に自分が度々使用するのがこのターミナルカバーです。
IMG_2666
これはマイナス側ですが、プラス側は赤色です。
万が一のショートは非常に危険ですから、十分な注意を払って作業をしています。
新品バッテリに装着されている場合がたまにあり、普通は捨てるのでしょうけど
有効利用しています。

配線の追加・強化・ターミナル交換などを完了しました。
IMG_2667 IMG_2668
ちょっとした加工と技を使わなければ、プラス側は上手く処理できませんので
小技も混ぜ込んでいます。

作業の完了後に、同様な負荷テストを行います。
IMG_2671
少し大きめに負荷を与えても。。
IMG_2673
14.20ボルト!
ビクともしません!

これが、目には見えない電気を整備するという事です。
エンジン回転の落ち込みも減りました。

つまり、
発電サイクルに無理が掛からなくなった。
無駄にオルタネータが仕事をしなくても良くなった。
っと、言う事になります。

その結果、各部に元気な圧力の電気が流れ、電装部品が正常に動くようになります。

もちろん、点火エネルギーも増大します。
ヘッドライトへの電圧が安定することで、ハロゲンの場合は明るさも変わります。
電動ファンだって、2ボルトも電圧が変われば、音で聞いても元気に回っているのが
分かります。

いつの時代の車にも必要な電気の整備は、当社でのメンテナンスの入り口の様な
整備内容として取り扱っています。

関連記事