予防整備・未然整備のすすめ


お客様よりリクエストを頂く機会が急増中の作業のひとつ。
DS3のラジエタ交換を行っています。
当工場通信をご覧の常連様方から「自分もラジエタ交換を頼む」との声を頂く事が多くなりました。

10年以上経過したプジョー・シトロエンのターボモデルは、タービンの熱によりラジエタに影響する熱害がトラブルを招く事が懸念されます。
タービンとラジエタのホース差込口が近いのですよね。

同じ形状のロワホース取付部は、プライヤで力をかけても硬度と柔軟性を持ち合わせています。

アッパーホース側(タービンに近い方)は、プライヤで力を掛けると「あれ?」と思う感触で潰れ始めて..

いとも簡単に「ぐしゃり」と崩れてしまいます。

変質しているのでしょうね。この状況のまま使い続けると、ホースバンドの締め付け力に耐え切れずに破断し、派手に水漏れを起こす事に繋がります。

この部分を守る必要がある。という事になりますね。

先日のジュリエッタのクーリングファンに引き続き、夏メンテをお届けしました。

真冬時期に車検や12検を迎える場合、この手の夏を見据えた整備をご案内出来ていない事もあります。
エアコンメンテナンス・クーリング関連整備、夏前に完了しておきたいですね。

今現在、多数のお預かりと、この先のご予約を様々な案件でお伺いしています。
一般整備や車検関連は一ヶ月先のご予約を承っている段階ですが、重整備などは二ヶ月から三ヶ月先もしくはそれ以上先のご予約を承っています。
車検のご予約は十分に余裕を持った(2ヶ月前が最善)ご相談とご予約を下さいますよう、お願い申し上げます。

5月の連休が明けてからは、僅かにですが遅延と持越しの状況が緩和し、うまく作業が流れています。
この状況を更に向上させ、綺麗に流れる工場を維持できればと考えています。
皆様のご協力をお願いいたします。
Written by Hashimot

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