206RCトラブル2点の解決とV-UP16の取付


12カ月点検整備でのお預かりをさせて頂く、206RCは今回の整備では色々とトラブル修理を行いました。
こちらの時間がタイトであった為、これ以前の画像を残せていませんが内容は以下の流れです。

◆ABS・ESP に関するエラーの入力
これは、結構深刻な問題でした。
修理を行わなければ、今後の継続検査に差し支えます。
数か月前からご相談を頂いてた案件ですが、今回のお預かりでようやく対処ができました。
原因はABSのコントロールユニットです。

◆エアコンの不具合
これは当初はガス不足だろうと安直に考えていました。
昨年までは効いていましたからね。
原因はエアコンコンプレッサの不具合。
圧力上昇を行えなくなり、高圧ラインが高圧にならず、そうなると冷気の生成は不可能となります。
数か月前にもRCのコンプレッサ不良がありましたが、珍しく短期に2台が続きました。

厄介な問題を解決し、作業の仕上げにV-UP16を取り付けます。
その前に、イグニッションコイルの交換も完了。
点火系統強化を行うので、古くなったコイルではトラブルを招きかねません。

本体固定位置を先に決め、その後に配線加工を行います。

バルクヘッド側に空きスペースが豊富であるため、言ってみれば付け放題に。
どんな年式の車であっても、スパークシステムのチューンナップは効果絶大。
クラッチミートの際の粘りが向上し、スロットルを高負荷に踏み増した際の心地よい吹き上がりはクセになります。
エンジン性能の向上を手軽に体感するには、V-UP16がベストです!
Written by Hashimoto

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