ベルト&クランクプーリ 交換必至の状態になっていました


車検整備の為にお預りをさせて頂いている、ルノーカング-2 K4M エンジン搭載のマニュアルモデルです。
そろそろベルト交換の時期と予測をたて、カバーを捲ると「セーフ!」今回のお預りで交換させて頂いていなければ..と思うとゾッとする光景でした。

カムシャフトシールからのオイル漏れも気になったので前後共に打ち替え。

ウォータポンプを固定するボルトの1本が、ボルトの頭が舐めて緩まずの事態に遭遇ます。
ひとまずは、頭を削りポンプボディを取り外します。

そうするとM6ボルトがポンプの厚み分、露出しますのでそこを足掛かりにし、スタッドリムーバを使って摘出完了。
このスナップオンのリムーバ、良いです。
結構な頻度で最近は使っています。

クランクシャフトプーリは、ダンパー層の劣化で外周が空転を始めている模様。
マーキングがズレています。


新品に交換ですね。
こういう所のトラブル、最近はめっきり遭遇しなくなりました。
夏場に多いのですよね。昔は106で外周が外れて転がっていく様子を何度か見たものです。


周囲環境を整えて、ズレていたタイミングも補正して、組上げを進めます。

Written by Hashimoto

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