アクラポビッチ・チタンテールを695にセット

アバルトでは定番のエキゾースト「Akrapovic」を695への取付ご依頼を頂きました。
アバルト・コンペの標準マフラーでもあるレコードモンツァから、アクラポに変更される方が多いのは機能性とサウンドに魅せられる事が理由のひとつ。
複雑なパイプワークと高耐久ステンレスの質感から、重量をより軽く・トルクと出力値を向上させる事が可能である。
走行距離は1万キロにも到達していない低走行車、そのためアンダーフロワ―には使い込まれた汚れの蓄積は無く、美しさを保っています。

レコルドモンツァのパイプワークも十分に複雑であるものの、アクラポと比較するとコストと手間の掛かり方が異なる事が一目で理解できます。


綺麗な状態の下回りに似つかわしくない、錆の目立つセンターパイプの状況。
ここは、サイレンサー交換の際にリファインを施しました。


皆が良く錆びるポイントはこのエリア。
フロントから真っ直ぐに伸びてきて、45°位の角度で曲がった後の、車輛前方側のパイプ。
ここは、走行中に水気・融雪剤を帯びやすく更にはマフラー故の高温と相重なり酸化しやすい事から経年で錆びてくるという事。

一般的な耐熱シルバーでは、安っぽい仕上がりになる為ステンレスを含むステイプットで塗装処理を行いました。

落ち着いた質感と、塗膜の強さが自慢の耐熱塗料です。
熱が入れば、ステンレス粉に焼きが入り、色合いが変化します。

カーボンテールに人気が集中しますが、今回はチタンテールをご選択頂いています。
アクラポサイレンサーは、納期にお時間を要します。
今回は自社在庫品にて、即時納品が可能でした。

エンドパイプから覗くと、2in1のデザインが確認できます。
片方はストレートパイプを・片方はサインサを、それぞれ通過し、出口でサウンドがブレンドされるというギミック。
オプションのサウンドキットを併用すれば、任意でブレンドの変化を付ける事が可能です。
高品質エキゾーストをアバルトに。
Written by Hashimoto













