エアコンホースからのガス漏れに泣く106

プジョー106前期モデル は、エアコンガスがハイペースで漏れ続ける症状の修理として、お預りをさせて頂いています。
ガス漏れを起こしている箇所は、高圧ホースのエキパン手前に位置する屈折したゴムホースからでした。

結構な量が漏れ出ている様です。

ECUのブラケットがこの直ぐ側にあるのですが、ベタベタになっていました。
ゴムホースの部分は、はち切れそうに膨らんでいる様にも見えます。
交換を余儀なくされるわけですが、問題があります。
①該当するホースは、何年も前に生産終了となっています。
「6457SG」という品番のホースです。

②6457SG 高圧ホースがとてつもなく長尺物であること。

エキパン~ECU下を通り、コアサポートを抜けクーリングファンの前を通過~その後に直角で立ち上がり狭小スペースのレシーバへと接続。
どこかで分割できる構造になっていないか、期待しましたが先程の部品図を見る限り、期待は断ち切られます。
こうなると八方塞がり。
交換したくとも部品は無く、外す事も困難。
配管製作以外に策は無く、製作可能なホースなのかどうか、その判断は私には出来ないので可否の判断含めて職人さんとの打ち合わせを行いました。
配管は、スチールパイプとアルミパイプが混在する構造でした。
可否の結果は「製作可能!」胸を撫で下ろす気持ちです。
可能と決まれば、配管を外す事から始めます。
この頃のエアコン配管は、特殊な連結方式を採用しています。
通常、配管の連結にはボルト+ナットの構造が配管に備わり、それにより凝結されます。
特殊な方法とは、スプリングロックによるワンタッチ方式です。

外す際には、それ専用の特殊工具を用います。
過去にも数回?程度しか使用していないツールですが、久々に使用しました。
配管サイズに合わせて数種類の同形状の工具があります。
これが無いと外せないのですね。
バッチリ取り外す事ができました。
先程お伝えした長尺配管が外れました。

せっかく新規作成するならば、組付け時の作業性・今後の作業性も考慮した物を造りたい。
どの部分で分割できると、効率的かを考えて最適な箇所でパイプを切断し、取り外します。

ここからは、職人さんに委ねます。
どんな物が出来上がってくるのか、期待が高まります。
Written by Hashimoto













