最高のタイミングでの一斉整備を


フライホイール交換などを遂行中である208は、ミッションとフレームが不在の隙に冷却系統の不安要素を取り除きます。

・ラジエタ本体
・サーモスタット
・補助クーラントポンプ
・ウォータポンプ+プーリー
・ブロック裏ウォータパイプ
・リザーブタンク
・樹脂製ホース2種
・ヒートエクスチェンジャガスケット
どれも過去に突発的トラブルを誘発している部位であります。

このエンジンのウォータポンプは耐久性が低いように思えます。
過去にも交換しているのですが、それでも数年でクーラントが滲んできてしまうという状況です。


初期の頃は樹脂製ポンプだったのですが、途中からアルミ製に変更されています。
それでもやっぱり漏れてしまうのですね。
定期交換部品と解釈して、割り切って取り組みましょう。

クランクシャフトシールもついでに交換します。

オイル漏れは無かったのですが、気になる点がありましたので交換です。

ヒートエクスチェンジャは、キャタライザの影に隠れるようにして装着されています。
今回は、ラジエタの交換を行う為に前回り一式を分解済。
こうなるとウソの様に作業性が向上します。

全組状態で作業を行うと、キャタライザを外して..隙間は手探りで..となかなか窮屈です。

ヒートエクスチェンジャ本体のフランジ。
エンジンオイルと冷却水が行き来する場所です。
水かオイルが漏れてくる、定番箇所であります。

そのヒートエクスチェンジャに固定されているのが、補助クーラントポンプ。
エンジン停止後にタービンに冷却水を回す役割です。


この部分も、全て組まれた状態ですとボルトの脱着性がとても悪いです。

作業中に気になったのがココ。
キャタライザのブラケットの一部です。
ロックナットが付いていません。これ、たまにあるのですよね。
反対側も気になったので、確認すると緩んでいました。


各部の組み替えを進め、良いタイミングでクラッチのフルード交換とエア抜きを行います。
クラッチラインのエア抜きは、ブレーキよりも時間が掛ります。
圧送するだけではエアは抜けず、圧送状態と開放を繰り返しながら、途中で足踏みを交えたり、全踏み・開放を繰り返します。
この後はフレーム回りの組付け・前回りの組付けを行い、仕上げ作業へと移行します。
Written by Hashimoto

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