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工場通信

プジョー206RC バルブタイミングをしっかりと合わせます

206RCのタイミングベルト交換の際に気をつけるべき点は、バルブタインミング合いマークの
合わせ辛さです。

カムプーリに小さな穴が開いていて、その奥に位置決めの穴が存在します。
径にしておよそ5ミリ弱でしょうか。
エンジン搭載状態では、正面からマークを確認出来ない為、カメラを用いて確認しています。
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最近の整備機器では主流のスコープモニターです。
細い管の先に付いた小型カメラで対象物を捉え、液晶モニターで確認します。

映し出される画像
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合いマークを見たことが無い場合、これが何なのかは分かりづらいですね。
カムプーリの位置と、ヘッド側の窪みの位置が完全に一致しているとこうなります。

そのときのクランクシャフトの位置はこうなります。
RIMG3210
カムとは対照的に非常に見易いです。

エンジンルーム内のカム横のスペースが狭く、作業性が悪い為、四苦八苦しながらの作業ですが
それぞれのマークがピタリと一致したときは、達成感を覚えます。

作業時にはエンジンマウントを外すのですが、完全に分離していました。
RIMG3191
2.0Lのエンジンを搭載したプジョーは、エンジンアッパーマウント付近の構造が弱く、
マウントがちぎれる程度なら良いですが、取り付け部のボディクラックが生じる場合もあります。
マウントを外す際は、ボディ側もしっかりと点検する必要があります。