25年を経たセイチェント、次のステージへ

1998年に登場した 2代目セイチェント。
この車を、ユーザーのリクエストに沿い様々な要素を盛り込んだ整備とアップグレードを進めます。
25年以上の使用経過を経た今回の車輛。
現オーナーが購入されたのは昨年2025年の事です。
これまで色々なオーナーを経て、使い方はおそらく統一されていないであろう事が予想されます。
ステージ3メンテナンスは、複数の内容をパックにした整備セットメニューです。
その一環に「カーボン(デポジット)クリーニング」が含まれます。

90年代の懐かしさが漂うエンジンルーム。
ファイアエンジンを制御するのはEFIシステム。燃料供給は4本のインジェクタノズルから吸気ポートへと噴射する方式だ。
モノポイントインジェクションでは無く、マルチである事がこの小さな車にスポーツ性能を込めたメーカーの意気込みを感じられる。
ちなみに、セイチェントの車両重量は800キロ台であり、ピッコロカーと呼ぶに相応しい最期の1台と言える。

一連のクリーニングを終え、工場内リフトへと車を移動。
リフトアップし、フロントバンパーを取り外し、この後は消耗品の交換やアップグレードを進めて行く運びとなります。

現車の確認は行わず、購入を決断された車輛です。
どんな車なのか、不安に感じる事もありました。今回のセイチェントはその不安を感じない「大当たり」な1台でした。
とても大切に乗り継がれていた事が伝わる、貴重な個体だと思います。
更に磨きを掛け、楽しく・使えるセイチェントへと仕上げていこうと思います。
Written by Hashimoto













