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工場通信

CLIO3 RSのメンテナンス作業がスタートです。通好みなフルコンの話も交えて

着手に時間がかかってしまいましたが、ようやくスタートです。
遠方よりご来店・お預かりのCLIO3です。

ステージ3メンテナンスを行いますので、まずはシャーシダイナモ測定から始めています。
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スロットル全開時のエラー問題を抱えていましたが、そこについても糸口が見えましたので
ダイナモ測定が可能になりました。

全開~エラーではダイナモ不可能ですからね。

VVT機能が正常に機能しているかを見るために、作動・非作動の2通りを計測しました。
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カプラを抜けばVVT機能は非作動状態になります。
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しっかりと機能しています。
しかし、有無でのこの特性の違いは凄いですね。

なぜこんな事をするかと言うと。
あまり公表していませんが、コアなお客様の為にフルコン化作業も行っています。
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フルコンで出来る事って、一言で言えば何でも出来ます。
ひとつひとつ調整を詰めていくのですが、その中にVVTの調整を含める事も可能でして。
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これはエンジン回転2800rpm・アクセル開度65%からVVTがONになりますよ、と言う画面です。

VVTの作動タイミングを変化させる事で、用途に合わせた出力特性をセッティング可能です。
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これは過去にVVTのタイミングを探っていた時のデータです。
作動させる回転数を下げれば下げる程、早い段階で出力モードに切り替わります。

CLIO3になってからは、純正のROM上でかなり早い段階で切り替えを行っている事が
分かりました。

こちらはフルコン前・フルコン後(調整も済み)のグラフです。
いかにノーマルのセッティングデータが出力を抑えているかがよく分かります。
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脱線しましたが、カーボンクリーニグを行います。
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燃料ポンプは作動を停止させます
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デリバリパイプに、クリーニングマシンからのホースを接続します。
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この状態で、マシンから供給されるクリーニングフルードのみで、エンジンをアイドル回転
させます。

時間にしておおよそ1時間と少しですね。
じっくりと、燃焼室内の汚れを軟化させる事が可能です。

引き続き、作業を行います。