ジュリア1750 ステアリング系統やスロットルリンケージのメンテナンス

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オールドアルファの整備に欠かせない項目が、このステアリングロッド系統の
交換作業です。
現代は、タイロッドエンドが左右それぞれに一個づつの装着ですが
このころの構造だと、合計6個から構成されます。

ハンドリングに直結する箇所だけに重要です。
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エンド部ねじ山の清掃も行い、この後に控える4輪アライメントの測定~調整も
スムーズに進みそうです。
これらのロッドには、基準の長さが設定されていまして、過去に多くの方が
入れ替わりで手掛けていると、気づけば基準値から大きくズレが生じます。
それらを一度リセットする作業も大切です。

スロットルリンケージの作業はなかなか大変です。
左ハンドルの場合は、ペダルがエンジンルームから抜け出てこないため
車上でリンクブッシュの抜き替えを行います。
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狭小場所で工具を駆使しながら作業します。
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何とか外れてくれました。
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無事に圧入も完了!
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あとはペダルロッドのラバーベアリングとリンケージロッドの交換を行い、完了です。
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