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工場通信

3気筒プジョー・シトロエン 効くには理由があります

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プジョー308 1.2L ターボエンジンモデルです。これまで主流であった1.6THPは4気筒でしたが、こちらは1気筒少なく400cc小さなエンジンを搭載しており、ダウンサイジングの進化版エンジンとなります。ボアストロークは同じなのでしょうかね。小排気量化の為に内部パーツは同じでショートブロックとしているのでしょうか。なにはともあれ、小排気量エンジンの難点はトルクの小ささです。それでいてボディは重たくなりますから、ゴーストップの多い日本の交通事情では発進の事だけ言えば軽自動車の方が機敏だったりもします。

でも、底上げしてやる方法はちゃんとありますよ。
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トルク確保に効果テキメンなのは、点火を力強くする事。これは昔から変わりません。3気筒エンジンにもしっかり効きます。

装着前のオシロスコープチェックで、面白い事も分かりました。
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プローブを点火電圧・点火信号に接続し、電圧チェックをしてみると。
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青色:バッテリ電圧=12.3V

赤色:コイル電圧=12.2V
充電制御システムの作用により、バッテリ電圧が常時低いのが特徴です。オルタネータの労働力を減らす事で、燃費を稼ぐための計らいです。残念なのは、コイル電圧も併せて下がっている点です。コイルの作動電圧が下がれば、スパークプラグの点火パワーも下がります。
逆に電圧が上がれば、点火パワーも上がります。

点火パワーが上がれば、より効率的に混合気を燃焼する為、燃焼効率が上がります。その結果、エンジンは力を出しやすくなります。その効果を生み出すのに効果的なのが「V-UP16」です。

取り付けると、オシロスコープではご覧の様な数値を確認できます。
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赤色のコイル電圧が16ボルトに昇圧できている事が分かります。
ここでの電圧の上昇=点火パワーの上昇とご理解して頂ければ間違い有りません。

走りの図太さに変化が出ます。オススメです。

Written by Hashimoto