アバルト595C の足廻り調整
リヤホイール出面も調整

ABATH595の各部の整備を進めております。整備の基本となる充電廻り整備(ステージ1メンテナンス)から始まりサスペション機能整備も行い最終調整に入っております。今回、お客様のリクエストで前後のトレッド幅を変更すべきSessAホイールスペーサーを用いてフロント11.5mmリヤ16mmを装着しました。リヤに16mmのスペーサー装着の場合、総トレッド幅が32mm大きくなり左右のフェンダー出面がギリギリです。サスペションの組み付け個体差にて左右のタイヤホイールの出面の違いが気になります。これがABARTH595のアルアル状況です。

今回のABARTH595は、フェンダー頂点を基本にて測定、タイヤ出面が左側に4mmプラス方向、右側が4mmマイナス方向となり左右の出面の違いが気になります。

リヤサスペションの取り付けブラケットを緩め、スラスト角に注意しながら全体に右方向に4mmずらし左右差を修正します。

ロワームブッシュの交換も行った事も有り、キャスター左右差もスクリュー較差を利用して微調整を行い、ブッシュのストレスフリーも行います。

適正数値にアライメント調整が行われ、リヤタイヤホイールの出面はツラツラの左右均一と成りました。

 

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