足廻りとクラッチは同時施工が正解


シルバーのルーテシアに続いてリフトに上がるのは、ブルーのルーテシア3RSです。こちらのお車も先日初診点検を行い、各部の整備のご案内をさせて頂きました。その後お見積りをさせt頂き、打ち合わせ、ご予算に合せ作業の優先度の決定、施工作業内容の決定と至り、お預かりとなりました。

今回の作業内容は
クラッチ一式の交換に伴う同時施工作業一式
不具合続出のストラットアッパーマウント交換
アップライトのジョイント交換
タイロッド&エンドの交換
クラッチマスタ&レリーズの交換
タイミングベルト一式の交換
そして基本整備のステージ1メンテナンス
4輪トータルアライメント作業
大きく分類するとこの様な流れです。

複雑なサスペンション構造の当車両ですので、距離が増え、足廻りも整備が必要な場合は同時施工をお勧めしています。

こちらのお車は、サスペンション各部の錆びによる作業性悪化箇所が多かったです。

フロントハブのスプライン勘合が硬いのはルノーならではですが、例に漏れず抜き取りには力を必要としました。大型のプーラで抜き取ることができ、一安心です。

左のアップライト下側のジョイントは、ガタの出る事の多い部位です。ここにガタ付きが出ると、小刻みなハンドル操作や車庫入れ、などと言った特定の条件で異音と違和感を感じる様になります。

部品の存在感としては、小さな部品でなおかつ見えにくい箇所に装着されている事から見落としやすいポイントでもあります。

サスペンションについては、全てを分解した後に着手していきますのでまずは、クラッチ交換作業に専念します。

トランスミッションを降ろし、クラッチカバーの確認が出来るとこまで来ました。

クラッチディスクの新旧比較では、ディスクに設けられた溝が丁度なくなる位に減っていました。この溝は、タイヤで言うところのスリップサインの様な役割を果たしています。溝が消え、暫くするとディスクの表裏及び構造物を固定しているリベットが表へと露出してくる為に、フライホイールに傷を付けることにも繋がります。

クランクシャフトシールからは、オイル漏れが発生していました。

漏れていても、漏れてなくても交換しますが、漏れている事は意外にも稀です。

フライホイールを取り付け、組付けを続けます。

軽量フライホイールもありますが、今回はノーマルを再使用します。

この後はクラッチ油圧系統や、サスペンションを引き続き作業を進めていきます。

Written by Hashimoto